こんにちは。2019年上級ウェブ解析士カリキュラム研究会です。
7月25日(水)に開催された第7回の研究会の内容を報告いたします。
今回の研究会では、「事前課題の改定」「テンプレートと各種アカウント配布」などについて議論を行いました。
「事前課題」の改定について
1. 分析対象について
今年の分析対象は、ウェブ解析士協会の「マッチングサービス」でしたが、2019年は、本来のウェブ解析士育成事業を対象とします。これは、「フレームワーク」も「ペルソナ」も同様です。これにより、講座、中間課題、修了レポートにスムーズにつながるようにいたします。
2. 「フレームワーク」について
前月報告いたしましたように、2019年はウェブ解析士育成事業の【事業計画書】として作成していただきます。競合分析としては汎用的なビジネスフレームワークを採用するとともに、「ブルーオーシャン分析」を新たに加点要素として追加いたします。
この「ブルーオーシャン分析」については、2019年版ウェブ解析士テキストに追加となりますので、そちらで勉強していただいてから、フレームワークに書き込んでいただくことになります。ただし、ブルーオーシャン分析は減点要素にはいたしません。
3. 「ペルソナ&カスタマージャーニーマップ」について
「ペルソナ&カスタマージャーニーマップ」については、対象を「ウェブ解析士になりたい方」といたします。その他の分析項目や採点基準については変更ありません。
4. 「テンプレートと各種アカウント配布」について
上級ウェブ解析士認定講座・試験では、2017年まで事前課題、中間課題、修了レポートについては、サンプルやテンプレートを配布しておりませんでしたが、2018年には、事前課題と中間課題についてはサンプルやテンプレートを配布するようにしております。
さらに、修了レポートについてもテンプレートが欲しいのとのご意見をいただいておりますので、2019年の講座からは、修了レポートのテンプレートまたはサンプルを、受講生には配布するようにいたします。ただし、その分採点基準を厳しくすることを検討しています。
また、分析に必要データを得るために、Facebook ビジネスマネジャーや Google 広告のアカウントも共有いたします。このふたつについては、すでに講師マスター資料に公開してありますので、これから上級ウェブ解析士認定講座を受講される方は、担当講師にお尋ねください。
「事業の成果つなげるために必要な3つの理解」を実践する上級ウェブ解析認定講座
皆さんは、ウェブ解析士認定テキストの第1章にある「事業の成果つなげるために必要な3つの理解」を覚えていらっしゃるでしょうか?
「3つの理解」とは、「経営・マーケティング理解」「ウェブ・インターネットの理解」「統計・データ分析の理解」です。
事前課題は上記の「経営・マーケティング理解」に該当します。講座と中間課題は「ウェブ・インターネットの理解」、修了レポートは「統計・データ分析の理解」にそれぞれ該当いたします。
ウェブ解析士認定講座では、単に知識として覚えていただくだけでしたが、上級認定講座では、これらの知識と理解を習得していただくために、実際に手を動かしていただくことになります。
上級カリキュラム委員会もそのことを忘れずに、今後のカリキュラム改定を進めてまいります。
あなたも上級カリキュラム研究会メンバーに
上級カリキュラム研究会では、新たに2019年のカリキュラムを検討していただけるメンバーを募集しています。
引き続き委員会動画と議事録を公開することで、カリキュラム作成に興味のある会員の方の参加を受付けていきます。ウェブ解析士協会会員であれば、どなたでも参加できまが、特に講座を開催しているマスターの方の参加をお待ちしております。
エキスパート講座のスタッフとして協力したいという方も、ぜひご参加ください。
また、上級ウェブ解析士認定講座を開催しているマスターの方には、ぜひカリキュラムのフィードバックをお願いいします。「受講生にはこの部分が解りにくかった」「この部分が曖昧だ」など、講座を開催して感じたことを、ご意見としてお寄せください。
次回の上級カリキュラム委員会は、8月22日(水)14:00〜16:00に、新宿ノマドカフェ「Base Point」(〒160-0023 東京都 新宿区西新宿7丁目22-3)にて開催いたします。オンラインでの参加も大歓迎です。一緒により良いカリキュラムを作っていきましょう!!