【1月報告】2020年ウェブ解析士カリキュラム分科会

こんにちは。本年度のウェブ解析士カリキュラム分科会にてリーダーを務めさせていただくことになりました、寺岡と申します。

2019年度版のテキストが公開されましたが、皆さまお手にとっていただけましたでしょうか?昨年度版と比べても、ページ数にして1.5倍。厚みは約2倍のボリューム感…。これで4,000円は、試験を受けなくても持っていて損はないのでは!?

そして、カリキュラム分科会では来年度の改定に向けて、活動を開始しております。とはいえ、カリキュラム分科会と言われても、何をしているか不明な方の方がほとんどではないでしょうか。

今回は、これから受験をお考えの方々には「テキストとか試験ってどうやってできているの?」という疑問に、有資格者の方々には「カリキュラム分科会って何をどこまでやるの?」という疑問にお答えしながら、1月度定例会のご報告をいたします。

目次

ウェブ解析士カリキュラム分科会とは?

ウェブ解析士協会では、ウェブ解析士のスキル維持や地位向上を図ることを目的とした委員会活動を定期的に行っております。

参考:解析士同士のつながり(委員会制度) – (一社)ウェブ解析士協会

「カリキュラム委員会」は、ウェブ解析士試験や様々なツールトレーニングに関する事項について検討・改定を行いますが、中でもウェブ解析士認定講座・試験および公式テキストの改定を担当しているのが、ウェブ解析士カリキュラム分科会です。

ウェブ解析士を目指す方々の入り口としてだけでなく、会員になった以降もどのような活躍をされるのが望ましいかをディスカッションしながら改定にあたっています。

認定講座が始まった当初はデジタルマーケティングの実務経験者が受講される事がほとんどでしたが、デジタルマーケティングの範囲が広がる昨今、受講者数も2018年で32,000名を超え、様々な業職種の方が受講されるようになってきました。

2020年度に向けた講座・試験およびテキストの改定は、こうしたウェブ解析士を取得しようとされる方の

  • どのようなスキルセットで日々ウェブ解析と直面しているか
  • このウェブ解析士認定講座を通じて、どのレベルまでスキルを身につけることができるか
  • その後の活躍のためにテキストができる事は何か

を明確にすることで、ウェブ解析士認定講座がよりよい1つの体験となるよう、活動してまいります。

年間計画(概要)

  • 1月:分科会メンバー顔合わせ。ディスカッション。
  • 2月:試験問題およびテキストに関する意見の取りまとめ。
  • 3月:ターゲットとゴールの設定。改修基本要件策定。
  • 4月〜8月:試験問題改修および原稿執筆。
  • 9月〜11月:試験問題およびテキスト校正、納品。
  • 12月:会員へのテキスト配布および模擬講座の実施。

1月度 定例会議事録

実施概要

1/16 ウェブ解析士2020カリキュラム分科会 – ウェブ解析士協会 | Doorkeeper

アジェンダ

  • 委員メンバーの自己紹介
  • 現在のテキスト/試験に関するディスカッション
  • 今後の体制とスケジュール感について
  • 次回までのタスク確認

議論内容

委員会参加メンバーの経歴が多様な中、2019年度版テキストについての所感を述べていただきました。今回のテキストで上級受講者も対象に設けた「発展」は必要かどうか。そもそもウェブ担当者を対象とするのか、広くマーケティング実務に関わる方を対象にするのか。

この場での結論として、このテキストを手にする方にとって何をゴールとして何を与えるか?を改めて精査する運びとなりました。

また、テキストに対する意見の洗い出し方法については、

  • 各章の有識者をお呼びしてのダメ出しタイムの検討
  • 試験班とテキスト班に別れてのメンバーによる意見出し
  • ウェブ解析士会員に対する、広く意見の募集

を行うこととなりました。

そこで得られたデータを元に、正式にターゲットとゴールを設定し、改定内容を精査していく予定です。

次回定例会について

2019年2月20日(水) 18時〜20時に実施します。Zoomでも参加も可能です。

ご意見・分科会参加者募集中

現在、約10名のメンバーによって意見出しや精査を行っていく予定となっていますが、更に多くのご意見も募集しております。

1/18には、会員向けメルマガにて意見募集のメールを配信しております。上級・マスターなどの区分問わずご意見募集しておりますので、ぜひ忌憚のないご意見お待ちしております。

また、この精査や今後の改修にご協力いただける会員も募集しておりますので、この機会に「ぜひ一言申したい!」「少しくらいならテキスト改定のお手伝いしてもよい」という方がいらっしゃいましたら、WACA事務局までご一報いただけますと幸いです。

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