目次
アジェンダ
- 変更したフォームの効果を共有
- 改善された点・課題を考える
- 仮説をまとめる
- 施策を決める
第3回の研究会の振り返り
講座申込ページの「個人情報の取り扱いチェック欄」がフォーム上部にある為ハードルが上がっているのでないかという仮説から、チェックボックスをフォームの最下部に移動させた場合のテストを実施した。効果確認
テスト期間:2020年6月16日から2020年7月6日まで Aパターン:オリジナル Bパターン:変更分結果(PC) n=3500程度
CV率Aパターン:4.4%
Bパターン:5.3% +0.9% 直帰率
Aパターン:69.1%
Bパターン:66.6% ▲2.5% 準直帰率
Aパターン:1.9%
Bパターン:1.6% ▲0.3%
結果(SP) n=1200程度
CV率Aパターン:4.8%
Bパターン:3.8% ▲1.0% 直帰率
Aパターン:91.0%
Bパターン:94.5% +3.5% 準直帰率
Aパターン:1.3%
Bパターン:0.7% ▲0.6%
総評
PCに関しては総じて良い結果が出ていると判断できます。 SPに関してCV率の低下、直帰率がアップという結果でしたが、講座によってはファーストビューの文字数が多い講座もあるので直帰率が向上している要因として考えられます。 講座情報をアコーディオン表示にするように改修中とのこと。 準直帰率がどちらも改善されていることは今回の改善の大きな成果だと判断できます。 正式に今回のテストを本番に反映しても問題ないという結論に至りました。質問
- PCとSPだとユーザー層も違うのでデザインをガラッと変えても良いのでは?
- スマートフォンの場合、チェックで終わるようなものから順に配置することで心理ハードルが下がるのでは?
事例
以下のような事例も紹介されました。- ファーストビューで項目を多く見せるとスクロール量が減るので簡単に入力が終わるように思わせることができる
- 「※」を必須項目と表現することが多いがラベルで必須と記載した方が分かりやすい
新たな仮説
PCの入力項目のうち、生年月日の「生年」の箇所で離脱しているユーザーが多く見られました。 西暦なのか年号なのかが分からないという意見やそもそも必須項目なのかという意見もありました。テスト
今回の仮説の元に以下のようなテストを行うことになりました。- フォームアシスト側でプレースホルダテキストを入れる。
次回EFO研究会の開催内容について
講座情報をアコーディオン形式にする事での効果と入力項目のプレースホルダテキストの追加の効果を確認する。 ご興味のあるかたはぜひご参加ください。開催日程
2020/8/21(火)18:00~研究会内容
- 変更したフォームの効果を共有
- 改善された点・課題を考える
- 仮説をまとめる
- 施策を決める
参加対象者
- どなたでも参加できます
- LPOやEFOツール・導入プロセスにご興味のある方
- 参加費:一般1,000円、会員500円