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メディアコンサルティング部 上級ウェブ解析士 齋田美咲様
メディアコンサルティング部 リーダー 上級ウェブ解析士 中村太一様
注文住宅営業部 リーダー 上級ウェブ解析士 三賀洋介様
リアルター営業部 Webコンサルティングチーム リーダー 上級ウェブ解析士 山本那由様
新築領域 東日本営業部 リーダー 上級ウェブ解析士 鈴木綾乃様
株式会社クラシファイドは、Yahoo! JAPANをはじめとした、web広告企画の販売会社として事業を展開されている企業様です。
ヤフー株式会社とYahoo!不動産立ち上げからパートナーシップを構築し、Yahoo!不動産をメインとした広告枠・web商材のご提案で、新築マンション及び新築一戸建て、注文住宅、中古住宅、土地分野での不動産販売支援を行っています。
どういった経緯でウェブ解析士の受講に至ったのか教えてください。
中村 最近、クラシファイドに転職してきたのですが、解析という仕事に携わっている中で一つ力試しじゃないですが、何か資格みたいなものがあれば、仕事がやりやすいかなと考えたのが一つと、当時、転職も考えていたので、転職に有利と考えての2つで取得しようと思いました。
三賀 資格取得制度の委員会が社内にたちあがって、弊社代表とも話をしている時に、営業もウェブに関わっているなら何か資格を取得した方がいいよねという話しをしている中で、「こんな資格があるんだけど」とあがってきたのがウェブ解析士でした。
ウェブ解析士のサイトを拝見すると、同業の方も受講され、インタビューなども受けられていたのを知りました。弊社はプロダクトセールス型のYahoo!不動産の商品を売っているというのが主な事業だったのですが、お客様と密にコミュニケーションをとって、もっと手助けになるようなことをしていくためには必要だろうということになり、「それじゃ、皆で取ろう!」ということになりました。
初級ウェブ解析士取得は営業社員は全員必須としたので、初級は全員取得し、上級ウェブ解析士に関しても、会社としてサポートしていこうという流れもあったので、第一陣としては、ほぼ全員上級ウェブ解析士まで取得しきった感じではありますね(笑)
ウェブ解析士を取得した前後でどう変わったか、教えてください。
- 齋田
- 上級ウェブ解析士では、Google アナリティクスを使って修了レポートを作成しますが、講義の中ではGoogle アナリティクスの使い方のレクチャーがなく困っていたのですが弊社の中で、Google アナリティクスに詳しいものが一人いまして、上級ウェブ解析士を受ける人に講義をしてくれたり、データはこうやって見るんだよなどアドバイスをしてくれることで、社内に一体感が生まれ、休日に皆で集中して取り組むなど、そういう動きはありました。
- 三賀
- 受講する前はGoogle アナリティクスって何ぞやって人が多かったのですがウェブ解析士取得を境に、Google アナリティクスでどこの数値をどう見て、どう改善していけばというのがわかってきていることが増えているので、一定の成果はでてきているのかなと感じてます。
Google アナリティクスの導入編を望む声があるなと我々もインタビューして感じてますので、カリキュラムの改善案として提案したいと思います。
- 鈴木
- お客様で効果測定ツールとして、Google アナリティクスを導入したものの、見方がわからないとおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
そこで、お客様と一緒に、ここの数値が少ないから、この数値を増やすために、こういう施策を打ちましょうという具合に、根拠をもとにウェブの広告展開を提案する場が増えてきました。
また、名刺に上級ウェブ解析士と記載したことによって、お客様の反応もよく、箔が付いたのでしょうか、ウェブ周りのご相談も多く受けるようになりました。これから案件化していく段階なんですが、現時点でも資格をとって良かったと実感しています。
お客様も上級ウェブ解析士をご存じなんですか?
- 鈴木
- はい。お客様も調べてご存じの方も多く、「結構、取得に費用がかかるんだね」という反応もいただけますし、企業で費用をかけて取り組んでいるしっかりした会社なんだなと思っていただけています。
これだけ皆さん揃って上級ウェブ解析士を取得されていると、大きなプロジェクトの時に大きなアピールになりますよね。
- 三賀
- 私の部署は注文住宅の事業部ですが、大手企業様というよりは、地元の工務店様が多く、そこの社長様と直接お話させていただく機会が多いです。
ホームページを作って終わりになってしまい、その後、Google アナリティクス活用はされていないということだったので、弊社から分析レポートを用意して、毎月提出することをきっかけにしてウェブ周り全般を任せていただいています。
注文住宅に関しては、小さい企業様ほど、このウェブ解析士の資格は影響あるなと感じています。なので、取得する前と後で、部署でアナリティクスのデータをもとに施策を実施したところ、依頼がきたクライアント数というのが実は、6倍くらい増えていますし、それに伴い売上げも増えました。
数字の拡大の余地はまだまだあるなと感じています。
そのような数字が出せた秘訣はなんでしょうか?
- 三賀
- このような数字を出せたのは、Google アナリティクスをもとに、売り上げにつながるレポートをどこの会社様も出せていなかったからではないでしょうか。我々は、数値を取ることで満足するのではなく、得られた結果からPDCAをうまくまわしていったことが、6倍という数字につながったのではないでしょうか。
ウェブ解析士を取得すると解析の用語、マーケティング用語などの知識がついて社内での話がスムーズになったなどありますか?
齋田 ウェブ解析士受講の時期が、ちょうど私が異動して間もない時期で、私はどちらかというとSEM専門でそれ以外のウェブ広告のこと、Google アナリティクスのこと、解析ツールの考え方といった部分で理解があまいところがありました。
全体的な概要のおさらいという意味で、ウェブ解析士の内容がすごく役立ちました。リーダーの中村が話していることも、まったくわからないということもなく自分が話のどの部分が理解できていないのかが把握でき、あとから質問がしやすくなりました。
ウェブ解析士を受講してみての感想をお願いします。
- 山本
- 上級ウェブ解析士の修了レポートは、難しかったですが、土日に皆で集まって1日かけて楽しみながら取り組めましたし、他部署の方との関わりもできました。また、お取引先の不動産会社様の中には、ウェブに関するリテラシーが高い企業様が少ないので、その方たち向けに最近、勉強会を開催したのですが、お客様もウェブのことが知れて喜んでいただいています。
これから受けようとしている方に一言お願いたします。
- 齋田
- 自分の自信につながると思いますし、内部外部に対しても信頼感をもってもらうファーストステップになるのでチャレンジして損はないと思います。拘束時間が長くスケジュール的にハードだったというのが正直な感想です。
Google アナリティクスの知識や、エクセルでの資料作成知識もなく、一気につめこんだので、自分の中で消化していかなければならないのは大変でしたが、やりきったことによって、自信にもつながりました。
きちんと演習の時間をいただいて、考え方の部分も丁寧に教えていただいて講座の中ですべてクリアになったので、講座自体はすごく受けやすかったです。
- 鈴木
- 紙媒体の広告からウェブ広告が主流になってきている中、提案する際に、ウェブ解析士を勉強したことで数字とか実績をもとに、お客様とお話ができるようになりました。
今まで、感覚で話していた内容が、この数値が10倍に変わったので良い結果でてますねというように数字を根拠に話せるようになるのは、お客様にとってもメリットがあることだと思いますし、正しいことを伝えられる営業になれると思うので、取得して損はないです。
名刺にウェブ解析士と掲載できた時点でもとは取れていると思います!
山本 受講する前は難しそうなイメージが強かったのですが、実際に受講してみて講義もすごく丁寧にやっていただいて、ハードではありましたが、ちゃんと取り組めば取得はできますし、その後、自分の力になると思いました。
名刺に上級ウェブ解析士と記載があると、単なる営業という印象を持たれがちなところから、「解析もできるんだね」という感じでお客様の反応も変わり、仕事の話も進行しやすくなったので、取得して良かったと私自身感じています。
迷ってる人は、まずは挑戦してみてはどうでしょうか。
- 中村
- 自分が上級ウェブ解析士をアピールする時に、ウェブ解析士はまだ弁護士の数と比べると少ないので、非常に貴重な存在であることをアピールすることがたまにあります。また、取得した時の社内外の反応が確実に良い方向に大きく変わるのを実感しています。
自信を付けた状態で、話ができるというのは大きなアドバンテージですし、自分の経験から、転職活動にかなり有利だと思います。
本日は貴重なお話、ありがとうございました。
インタビュアー:渡辺