みなさん、こんにちは。
ウェブ解析士協会理事の小坂です。
最初に近況をお伝えすると、3月28日で17年間働いた株式会社環を離れました。
現在は無職で、7月以降の本格稼働に向けて構想を練っているところです。
※つまりフリーですので、何かあればお気軽にご相談ください。
仕事を辞め、身軽になったので、旅行に頻繁に出かけています。
【主な旅程】
- 3月29日~4月2日:下呂温泉、高山、白川郷、和倉温泉 のと里山里海鉄道にも乗りました。
- 4月9日~4月12日:沖縄 美ら海水族館や対馬丸記念館などに行きました。
- 4月14日~4月18日:仙台、平泉、青森、弘前、五所川原、あきた白神 リゾートしらかみに乗りました。
ただの旅行ですが、和倉温泉、那覇、仙台で地元のウェブ解析士とお会いしましたので、
そのお話を書きたいと思います。
ウェブ解析中心で、かつ東京の会社の環境は”異質”?!
今回旅行をしようと思った理由は「自分の常識」の再確認です。私は17年間ウェブ解析業界にいて、主な働き場所は東京でした。ウェブ解析中心の会社、東京という環境は「相当異質」だと考えています。ここを基準にしてしまうと、多くのニーズを取りこぼしてしまうと考え、業界も離れ東京も離れのんびりいろんなところを体験しようというのが狙いです。
例えば、こういうのは常識でしょうか?
- 企業の中にウェブ担当者はもちろん専従でいるし、ウェブ解析はやっている。
- 広告や制作をメインに行う会社がウェブ解析を受託することは多いが、専門のスタッフがいる。
- ある程度お互い理解している中で商談が進み、依頼する側はその職分でやっている。
この3つは例えであげましたが、「きわめてまれ」と思います。
- 企業には専従のウェブ担当者はいない。だからウェブ解析はやっていないか、外部にまかせっきり。
- もともとウェブの担当部署もないので、経営者や営業部長などが兼任でやっている。
- ウェブ解析だけの仕事はないので、広告や制作からきてウェブ解析をしている。
こういうケースの方がむしろ多いんではないかと思っています。
どちらが正しいということではありません。
ウェブの活用は経営の責任であり、経営者の意思が入ることは必須です。
- 経営の中でウェブの位置づけが明確にされ、それに基づいて社内もしくは外部の協力を得てウェブ解析を行い事業の成果をあげていく。
- ウェブ解析を担当した方は、経営や組織の目標づくりにも絡んで、解析結果を施策に活かす。
このようにうまく回ることはまれの中で、ウェブ解析士の話を聞くのが有意義だと思い、お声をかけた4名(仙台は2名)とお話ししました。
小坂が聞いた「地方のウェブ解析の実態」
ウェブ解析の案件については、こんな感想がありました。
サンプルが4つしかないのですが、地方のウェブ解析の実態を表しているなあと感じます。
まとめ
大きな予算を持っている東京の大企業にはウェブ解析にかける予算があったりや専従者がいる企業もあり、
その仕事を受ける広告代理店ではウェブ解析専門のスタッフニーズもあります。
しかし、中小や地方に目を向けると、そうではないと改めて実感しました。本当は、中小や地方の方がウェブ解析を組織に浸透させ、請ける側もウェブ解析を軸に取り組むと成果が出やすいのは過去の実績で実感しています。
ブルーオーシャン戦略やニッチ市場の開拓に役立つものです。
また、フットワーク動ける組織の方がPDCAも回しやすいため、担当者や受託企業が経営者と話せるぐらいの規模がちょうどいいのです。
ここ数年でウェブ解析は様々な技術が進歩しましたが、マーケティングオートメーションに代表されるように「入れたけど使いこなせない」ものが多く、
その原因は経営と現場のかい離や、デジタルへの理解不足が大きいと思っています。
「小坂こいよ」という方いましたらお声がけを
6月までいろいろなところに行きますので、「小坂こいよ」という方いましたら是非お声がけください。
- 八丈島、島根・岡山(どちらもアポ済)
- 和歌山・大阪(少しアポ余裕あり)
- 北海道(これから調整)
- 四国(これから調整)
- 九州(熊本・福岡など予定)
に行く予定です。