店舗集客の悩みを確実に解決するネット集客方法(全5回)
第3回:顧客に店舗を思い出してもらう方法
今回は、ネット集客の全体像の中で、「2.顧客に店舗を思い出してもらう方法」をご案内します。
顧客に店舗を思い出してもらう方法の1つが、リターゲティング(リマーケティング)広告です。
リターゲティング(リマーケティング)広告表示例
ディスプレイ広告(PPC広告)とリターゲティング(リマーケティング)広告の違い
どちらもディスプレイ広告枠に表示するという点で同じです。しかし、ディスプレイ広告(PPC広告)は基本的にまだウェブサイトにアクセスしていないユーザーに広告表示するのに対して、リターゲティング(リマーケティング)広告は、ウェブサイトにアクセスしたユーザーに広告表示するという違いがあります。
顧客に店舗を思い出してもらう具体的なネット集客方法
リターゲティング(リマーケティング)広告
リターゲティング(リマーケティング)広告とは、一度ウェブサイトにアクセスしたことのあるユーザーに対して一定期間、提携ウェブサイトの広告枠に表示することが可能な広告のこと。サイトリターゲティング、リマーケティング広告とも呼ばれます。(参照:ウェブ解析士協会 用語集)
例:肩こりがひどいユーザーが整体院を探す場合
図①~③について
ユーザーがウェブサイトへアクセスした際、例えば、問い合わせにつながるのがアクセス数全体の2%の場合、残りの98%は離脱する(問い合わせにつながらない)ということになります。
図④~⑥について
リターゲティング(リマーケティング)広告は、離脱した(問い合わせにつながらなかった)残りの98%のユーザーに広告を表示することができます。そのため、広告を見たユーザーの一部が店舗を思い出してウェブサイトへ再度アクセスし、問い合わせ(予約)する可能性が出てきます。
実施するうえでのポイント
リターゲティング(リマーケティング)広告は、ウェブサイトにアクセスしたユーザーに広告を表示するため、ウェブサイトのアクセス数が少ない場合、広告を表示できる人数が少なくなり、集客効果が得られにくくなる可能性があります。
集客効果を高めるためには、ウェブサイトへのアクセス数を増やすことができる【1. 顧客に店舗を知ってもらう方法】と併せてリターゲティング(リマーケティング)広告を運用することがポイントです。
第3回:顧客に店舗を思い出してもらう方法のまとめ
- 1.リターゲティング(リマーケティング)広告
- 顧客に店舗を思い出してもらう方法の1つが、リターゲティング(リマーケティング)広告
- 2.ユーザーの再訪を促す
- リターゲティング(リマーケティング)広告は、一度ウェブサイトにアクセスしたことのあるユーザーを対象に広告表示できるのが特長
- 3.新規認知と合わせる
- 集客効果を高めるポイントは、ウェブサイトへのアクセス数を増やすことができる【1.顧客に店舗を知ってもらう方法】と併せてリターゲティング(リマーケティング)広告を実施すること
次回は、「顧客に店舗を選んでもらう方法」をご紹介します。