ウェブプログラマがウェブ解析士を取得するメリット

こんにちは。アイデアビット株式会社の三田 真大(みた まさひろ)と申します。

会社立ち上げ当初は、特許関連のシステムサービスを運営することで収益をあげていました。しかし今は、企業様からウェブサービス作成のご依頼を受けて、プログラミングを行うことで主な収益をあげております。

またウェブ解析のスキルを生かして、特許事務所(アイリンク国際特許商標事務所といいます)を共同経営という形で参画し、主にインターネットからの集客部分を担当いたしております。

今回は、私のようにウェブサービスを構築する「ウェブプログラマ」がウェブ解析士を取得するメリットについて、日頃感じている事を書かせていただきました。スキルアップや差別化に行き詰まりを感じている方のご参考になれば幸いです。

目次

ウェブプログラマとウェブマーケティング

ウェブプログラミングで稼ぐためにできることは、実はあまり多くないと感じています。
ぱっと考えると

  • ECサイトなど、サービスを提供してサービス収入を得る
  • サイトに広告を掲載することによる広告収入を得る
  • 作業効率化をして、自分の作業を削減することで人件費を削減する

くらいしか思いつきません。

実際、広告やマーケティング分野で利用するシステム開発の案件も非常に多いです。

ECにも広告にも、マーケティングは重要な役割を果たします。このようなマーケティングを学ばないのは、ウェブプログラマとして非常に勿体無いと感じます。

ウェブプログラマは、エンジニアリングには興味が深い人が多いのですが、ウェブマーケティングにはあまり興味がなく、疎い人が非常に多いと感じています。

そんな中私はマーケティングが大好きなので、ラッキーなお仕事を獲得できたり、得をすることが多々あります。

マーケティングを学ぶために

ウェブマーケティングを学ぼうと思ったら、何から始めたら良いでしょうか。個人的には、ウェブ解析士の資格を学ぶのが手っ取り早いと感じています。

ウェブ解析士のカリキュラムやテキストは充実しており、マーケティングの手法について効率的にもれなく把握することができます。ウェブマーケティングに関する充実した資格が他に無いという現状もあるため、正直なところ、ウェブ解析士を学ぶよりも効率的な学習方法は、他に思い当たりません。

資格としても有名になりつつありますし、コスパも悪くないですし、学習期間も短く気軽に受講できるので、特にオススメしています。

ウェブ解析士のカリキュラムとテキストでざっくりとウェブ解析を学んだら、あとは実際にウェブ解析を実行していく環境に身を投じるのが良いと思います。実力を向上していくには、ウェブ解析の知識を用いてマーケティング施策を実際におこない、マーケティングセンスを身につけていくのが一番だと考えます。

大企業でのお仕事例

ウェブマーケティングのスキルを有していたことで、得した例を2つ挙げておきます。

1つ目は、私が大企業に常駐してお仕事していた時、ウェブ解析士で学んだ知識を活用してマーケティング周りのご提案をさせていただく中で、企業全体のアナリティクス画面を閲覧する権限をいただいたことです。大企業のサイトへのアクセス数は当然大きく、そのようなサイトのアクセス状況を確認できることは非常に良い刺激になりました。

やはり、アクセス解析は数をこなして肌感を身につけてこそなので、このような機会をいただけたこと非常に有り難かったです。

2つ目は、KIBANAというツールを用いてアクセス解析基盤を作成するタスクをいただいたことです。
中小企業ではここまで対応することは無いと思うので、こちらも非常に良い経験となりました。

中小企業でのお仕事例

一度大企業のお仕事を経験していることもあり、中小企業からのお仕事は正直、エンジニアリング的には面白みに欠けることが多いと感じました。アクセスも売り上げも小さいので、大規模トラフィックに対応する必要も、各種チューニングが必要になる場合も少ないです。

しかし、中小企業の案件は、常駐ではなく持ち帰りで作業できることがほとんどです。私はここに、中小企業のお仕事を請ける良さがあると考えています。

そんな中小企業においては、エンジニアリングよりもマーケティングを求められることが多いです。そのため、中小企業のお仕事を請けたい場合は、知人の紹介経由でマーケティングから入るとスムーズに案件を受注できる場合があります。

リモートワークをされたい方は、ウェブ解析を学んで是非とも中小企業の案件の獲得を試されてください。

スキルアップのために

スキルアップのために是非ともおすすめしたい方法が2つあります。

格安または無料でコンサルティングしてみる

当然、最初は実務経験が無いので、無料コンサルティングをしてでも案件を獲得していくのが良いかもしれません。そこで信頼を獲得した結果、サイト構築の案件をいただくこともありました。

大抵の場合、集客が課題になっていることが多いので、無料であれば、知人に端から声をかけていくことで任せてくれる人を見つけられると思います。

アフィリエイトサイトを構築する

みなさん、アフィリエイトしていますか?私は、最高のアフィリエイターこそが最高のマーケターだと考えています。アフィリエイトは完全に実力で収入が決まるので、非常にシビアにマーケティングを学ぶことができます。

元手が不要ですし、リスクもありません。時間さえ確保できれば、何度でもチャレンジできます。私もアフィリエイトを学びつつチャレンジしています。宜しければみなさんも、アフィリエイトにチャレンジしてみてください。

アフィリエイトのやり方を学ぶには、まずは適当な書籍をご一読されるのが近道と思います。そしてとにかくトライ&エラーを繰り返しながらサイトを成長させることが、自分の経験や実力につながります。

 

このような私の経験が、これからウェブ解析士を取得したいウェブプログラマのみなさんの参考になれば幸いです。資格を取得できた際には、ぜひお声がけください。

デジタルマーケティングを基礎から総合的に学ぶには

Google アナリティクスをはじめとしたGoogle系のツールは、その使い方を知ることも大切ですが、使うための戦略や設計が必要です。それは、ビジネスに成果をもたらすために必須の考え方です。

ウェブ解析士協会では、このようなデジタルマーケティングの基盤となる「ウェブ解析」を体系的に学べる環境と、知識・技術・技能に一定の評価基準を設け、あらゆるデータから事業の成果に貢献する人材を育成しています。

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この記事を書いた人

大学卒業後、大手メーカに入社。
UNIX筐体設計、レーザープリンタ品質保証、デジカメ・プロジェクタ・画像処理の特許を担当したのちに同メーカを退社。
起業してウェブサービスを公開するも苦戦したため、2012年より自分自身を他企業に派遣するというSES事業を展開することで、フリーランスのウェブプログラマとしての活動を開始する。
大手からスタートアップまで様々な企業を経験して経験を積んだだめ、現在は再び自社サービスの作成に挑戦している。

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