上級ウェブ解析士、企業危機管理士、個人情報保護士の仙田と申します。
今回出版した「自社サイトを”コスト”で終わらせないために ウェブ解析士の事例発表集(26) Kindle 版」の紹介をいたします。
この本は、2018年11月5日に Amazon から発売になりました。9月1日岡山で開催された「第27回ウェブ解析士勉強会 自社サイトをコストで終わらせないために」で3名のウェブ解析士が発表した内容を収録した電子書籍です。
1冊480円でご購入いただけます。Kindle Unlimited 会員なら無料です。ぜひご購入ください。
貴重な勉強会の内容を収録し続けている電子書籍
私が資格を得た頃、上級ウェブ解析士資格を更新するためには、セミナーや勉強会に登壇してウェブ解析を広める活動を年に1回以上おこなうことが要件でした。要件とはいえ、ウェブ解析士が個人でセミナーなどを開催し、人前に登壇して話をする機会を作ることだけでも大変です。
そこで私たちの大師匠であります亀井耕二氏が「自社サイトをコストで終わらせないために – ウェブ解析士勉強会」をスタートされました。
この勉強会は、私が上級ウェブ解析士資格を取得した翌年の2013年2月に、私の地元島根県松江市で第1回をスタートし、年に数度のペースで全国各地で開催されています。以降、亀井氏の門下生のみならず、多くのウェブ解析士がこの勉強会で貴重な経験をしています。加えて、著者として自分の名前が入った書籍を出版できる機会までいただいています。
今年の締めくくりとして、12月8日に日本BtoB広告協会様と共催で「第28回」が大阪の日刊工業新聞大阪支社にて開催されます。こちらもぜひお越しください。
自社サイトをコストで終わらせないために – SEO対策だけではだめ! 「ウェブ解析士 提案の実践法則!」
たくさんのウェブ解析士が協力
この本は、亀井耕二氏(マスター・総合プロデュース)、岡田美濃氏(上級・デザイン)、宮原雅明氏(マスター・著者)、稲葉修久氏(マスター・著者)と私こと仙田利夫(上級・著者)の共著です。
多くのショッピングサイト、ショッピングモールを地方で立ち上げてきた宮原氏は、その経験から成功したオフライン・オンラインの施策、残念ながら失敗してしまった施策を赤裸々に紹介。それをどのように修正し、大成功に導いたのか。そのコツをこの書籍だけに、具体的に紹介しています。
「Google データスタジオ によるレポート作成の教科書(マイナビ出版)」の著者でもある稲葉氏は、「多くのレポート作成者は集計の作業を Google Data Studio のようなツールを活用し時間短縮を図り、施策立案、分析の時間を増やすべきであり、クライアントや関係者がデータを見て次のアクションを生むための環境づくりに重きを置くべきである」とこの本でまとめています。
企業危機管理士である私は、大きなくくりで企業の危機管理の話をさせてもらいました。
最近では、免震装置メーカーや鉄鋼メーカーの検査データ改ざん、自動車メーカーの無資格完成検査など、企業内の1個人や一部門によるコンプライアンス違反が大企業を倒産の危機に追い込んでいます。
私たちが働いている企業を経営の危機へ追い込むことも、私たちが契約しているクライアント企業を倒産の危機に追い込むことも、私たちの安易な行いや判断ミスで簡単に起こってしまいます。企業がそれをリスク(事故発生の可能性)と捉えて、あらかじめリスクマネージメントやクライシス(危険な状態)マネージメントを行なわなければ、自身や家族、同僚やその家族、関連企業の社員、下請け企業の社員を路頭へ迷わす道に猛進することになります。
個人情報保護士としての私のパートでは、リスクの中でも個人情報の取り扱い、その中でもこれから個人情報保護ルールのグローバルスタンダードになるであろう GDPR(一般データ保護規則)を取り上げ、「あなたのサイトは大丈夫? 待ったなしの GDPR 対応」と題して、企業の危機管理の中でも「個人情報の取り扱い」に対して企業がマネージメントを怠れば26億円の罰金を課されてしまう事実や、人の命まで奪われてしまった事例を取り上げ、企業のリスク管理・危機管理がどれだけ大切になっているかをこの本で紹介しています。
あなたがお勤めの企業の今後の発展に、クライアントから信頼を勝ち取るきっかけに寄与できることを期待して、この本の紹介とさせていただきます。
なお、これまで発刊された本は以下で確認できますので、勉強会に興味を持たれた方はこちらもご覧ください。