なお、各種業態や事業のフェーズによって対応ステップは異なりますので、本記事を実現へのヒントとしていただければ幸いです。
目次
リードジェネレーション、インサイドセールスの4つのステップ
まず、全体の構成ですが、- 戦略立案組織/KPI/オペレーションの策定
- ソリューション選定
- 計画立案
- 実行
- 認知(Awareness)
- リードジェネレーション(Lead Generation)
- 営業(Sales)
- カスタマーサクセス(Customer Success)
- 認知(Awareness)
- 興味喚起(Interest)
- 検討(Consideration)
- 信頼構築(Engage)
- 購入(Action)
- TOFU(Top of the Funnel) : 認知
- MOFU(Middle of the Funnel) : 興味喚起・検討・信頼構築
- BOFU(Bottom of the Funnel) : 購入
ビジネス環境の変化から捉えるリードジェネレーションの重要性
昨今、リードジェネレーションの重要性は高まってきています。その背景として、ビジネス環境の変化が大きくなってきていることが挙げられます。インターネットやモバイル技術の進化によって、人が触れる情報は飛躍的に多くなっています。例えば広告を例にとると、人は一日に5,000以上の広告を目にしているといわれます。 こういった環境の変化に伴い、顧客の情報収集や購買活動は以前とは大きく変わってきており、放っておいてもモノやサービスが売れる時代ではなくなっています。顧客の態度変容を促すコミュニケーションや体験(エクスペリエンス)を提供することが重要になってきています。戦略立案に必要な視点
全体のプロセスを策定するにあたり、まず戦略立案を行います。業種、業態により異なりますが、- どの様なマーケットをターゲットとするか
- 当該マーケットはどの様なフェーズか(ニュー・ビジネスか、競争激化の状態かなど)
- 競合を含めた他社の状況はどれほど脅威になりうるのか
- 中長期の視点でどの様なブランディングで、どの様なポジショニングを狙っていくのか
また、年間のマーケティング・カレンダーを参考に、ビジネスや年度のどのタイミングどのようなピークを作るか、といった内容を検討することも重要です。 次に、組織/KPI/オペレーションの策定を行います。
- どの様な組織を作るのか(マーケティング、インバウンド・インサイドセールス、アウトバウンド・インサイドセールス、フィールドセールスそれぞれの人数配分)
- それぞれの組織のKPIをどう定義するか(ビジネスの最大化だけでなく、キャリアパスやモチベーションなども考慮したKPI策定が理想)、
- MQL(Marketing Qualified Lead)やSQL(Sales Qualified Lead)などをお客様の情報を社内でどう連携していくか
- マーケティングチームはWebトラフィックやリードといったKPIだけではなく、「売上」といったなどの営業に近いKPIも持つ
- 定期的に横断チームでレビューしながら、プロセスの改善点を前向きに会話する