心強いビジネスパートナー!デジタルマーケティングに関するコンサルティング会社を見つけよう!

こんにちは。ブランディング・マーケティングに関するコンサルティング事業を展開している、株式会社ピージェーエージェント代表取締役の加藤です。

デジタルマーケティングを活用してさらに売上を伸ばしたいと考えた際、あなたは誰に相談をしますか?外部の会社には頼らず、自社の人材だけでゼロから情報収集をしながら、試行錯誤をして進めていきますか?

今回は、デジタルマーケティングに関する最適なコンサルティング会社を見つけるために知っておいていただきたい情報について、解説をいたします。

デジタルマーケティングに関する支援をしてもらえるコンサルティング会社を探しているが、色々な会社がありすぎてよく分からないとお悩みの企業様は、ぜひご一読ください。

目次

複雑化するデジタルマーケティングのチャネル

デジタルマーケティングとは、インターネットやSNSなどを活用して商品やサービスを宣伝・販売するマーケティング手法です。インターネットが普及した昨今においては、企業経営に必要不可欠な要素の一つになっています。

あなたは、「チャネル」という言葉をご存じでしょうか?チャネルとは、企業が商品やサービスを顧客に訴求するための接点のことを指します。例えば、テレビやラジオのCM、新聞や雑誌の広告枠などです。近年では、インターネット広告やウェブサイト、SNS、メール配信、スマートフォンアプリなど、デジタルでのチャネルが増加し、ひと昔前と比べるとマーケティングにおいて考慮しなければならないチャネルの種類が爆発的に増えて複雑化しています。自社にとって最適なチャネルを選定し、各チャネル毎に戦略をしっかりと考えながらマーケティング活動を行うことが重要です。

主要なチャネルの例

インターネットが普及した昨今においては、チャネルが非常に多岐に渡ります。ここでは、主要なチャネルの例をいくつかピックアップしてご紹介します。

4大マスメディア

「4大マスメディア」とは、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌のことを指します。従来から情報伝達の代表的な手段として広く利用されています。インターネットが普及する以前は、主なチャネルといえばこの4大マスメディアが一般的でした。

インターネット広告

「インターネット広告」とは、ウェブサイトや検索エンジン、SNSなどのインターネット上で配信される広告のことを指します。バナー広告や検索連動型広告、動画広告、SNS広告など多様な形態があります。

ウェブサイト

「ウェブサイト」とは、インターネット上に公開されているホームページのことを刺します。企業のコーポレートサイト、製品サイト、採用サイトなど、目的や用途に合わせた様々な種類があります。それぞれ、会社情報の提供や製品・サービスの販売促進、採用活動の支援など、異なる役割があります。また、口コミサイトやまとめサイト、記事メディアなど、第三者目線で作成されたウェブサイトも存在します。

SNS

「SNS」とは、インターネット上で人々がコミュニケーションを行う場を提供するサービスのことです。Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、TikTok、LINE、LinkedInなど、様々なSNSが存在します。企業はSNSを活用して、顧客とのコミュニケーションや情報発信、ブランドイメージの向上などに活かすことが可能です。

メール配信

「メール配信」とは、Eメールで定期的にニュースや情報などを配信することです。企業はメール配信によって、顧客とのコミュニケーションを強化し、商品やサービスの情報提供や販売促進などのマーケティング活動を行うことができます。

スマートフォンアプリ

「スマートフォンアプリ」とは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で利用するアプリケーションのことです。企業は、自社でスマートフォンアプリを開発し、顧客に提供することで、アプリ内で商品やサービスの訴求や顧客とのコミュニケーション強化などを実施できます。

今回は主にデジタルでのチャネルをピックアップしてご紹介しましたが、これ以外にも、展示会やセミナーなどのイベント、ダイレクトメールやチラシ、交通広告、電話やFAX、営業マンによる商談など、様々なチャネルがあります。

コンサルティング会社の種類と費用感

チャネルの種類が爆発的に増えて複雑化しているデジタルマーケティング。そんなデジタルマーケティングに関するコンサルティングを行う支援企業にも、様々な種類があります。ここでは代表的な種類とその費用感について、ご紹介します。

上流コンサルティング会社

「上流コンサルティング会社」とは、企業の経営戦略やビジネスプロセスの設計段階から参画し、最適な戦略やシステムの構築・運用支援を行うコンサルティング会社です。デジタルマーケティング戦略の策定や各チャネルをまたいだ全体最適を考えた施策の立案・実行・分析など支援を行います。xxコンサルティングファームやxx総合研究所のようなイメージです。特定の領域に特化することなく、総合的なコンサルティングが可能です。費用感としては、数百万円から数千万円はかかると考えた方が良いかと思います。

広告代理店

「広告代理店」とは、企業の広告制作・運用を支援する会社です。4大マスメディアの広告枠や、バナー広告、検索連動型広告、動画広告、SNS広告など、広告領域に関する支援が可能です。インターネット広告であれば、ミニマムで月額10万円程度の少額から支援可能な会社なども増えており、比較的安価に依頼が可能なケースがあります。広告領域に特化しているため、その領域に関するコンサルティングは得意です。

ウェブサイト制作会社

「ウェブサイト制作会社」とは、ウェブサイトの制作・運用支援を行う専門会社です。ユーザビリティに優れたウェブサイトの制作、スムーズな保守・運用などの支援を行います。ウェブサイトの制作においては、ページ数やデザインにもよりますが、数十万円~数百万円という費用感が一般的かと思います。ウェブサイトの構築に専門性を持っているので、その領域に関するコンサルティングは得意です。

SEO会社

「SEO会社」とは、ウェブサイトのSEO対策を専門に行う会社です。検索エンジン上位表示を目指したキーワードの選定やウェブサイト構造の最適化など、検索エンジン経由でのウェブサイトへの流入数の増加を目指します。外部対策や内部対策など様々な種類がありますが、数十万円~数百万円という費用感が一般的かと思います。SEO対策に専門性を持っているので、その領域に関するコンサルティングは得意です。

コンテンツ制作会社

「コンテンツ制作会社」とは、企業のウェブサイトなどのデジタルチャネルで使用するコンテンツの制作を専門に行う会社です。コラム記事、ダウンロード資料、動画などの制作を通じて、企業のブランディングや認知度向上を支援します。コラム記事が数万円、ダウンロード資料が数十万円、動画が数十万円~数百万円という費用感が一般的かと思います。コンテンツの制作に専門性を持っているので、その領域に関するコンサルティングは得意です。

SNS運用代行会社

「SNS運用代行会社」とは、企業のSNSアカウントを代わりに運用して、企業のブランド価値や認知度を向上させるための支援をする会社です。企業が自社でSNSを運用することが難しい場合や、効果的な投稿や分析を必要とする場合に依頼されます。昨今はフリーランスによるSNS運用代行なども増えており、月額数万円~数十万円程度の比較的安価に依頼が可能なケースがあります。SNS運用に特化しているため、その領域に関するコンサルティングは得意です。

システム導入会社

昨今のデジタルマーケティングにおいては、アクセス解析ツールやSFA、MAツール、BIツールなど様々なシステム・ツールが存在します。「システム導入会社」とは、企業の業務プロセスに合わせてそれらのシステムの導入を支援する会社です。数十万円~数千万円など、導入するシステム・ツールによって費用に幅が出てきます。特定のシステムの導入に特化しているため、その領域に関するコンサルティングは得意です。

外部の専門家にコンサルティングを頼むメリット

デジタルマーケティング領域は、技術革新などの変化が激しく、最新の情報やシステムなどを常に取り入れることが求められます。そのため、無理に社内の人材だけで実行しようとせず、外部の専門家に支援を頼むことがおすすめではあります。

例えば、GoogleやFacebook、Twitterなどが検索表示や広告配信のアルゴリズムを変更した際なども、外部の専門家を入れていれば最新の情報や変更点をいち早くキャッチアップし、対応することができます。専門的な各種システム・ツールの設定や運用に関しても、外部に頼むことで無駄な作業工数を減らし、自社の社員は「戦略策定」などの本来稼働を割くべきより本質的な業務に時間を費やすことができるようになります。

専門的な人材を自社内で育成できればそれに越したことはないとは思いますが、餅は餅屋で、外部の専門家によるコンサルティングをうまく活用することで、より効果的・効率的にデジタルマーケティングを実施することができます。

自社にとって最適な支援会社を見つけよう

デジタルマーケティングを成功させるためには、自社にとって最適な支援会社を選定することが大切です。

前述の各種チャネルの違いや、コンサルティング会社の種類や特徴をおさえて、自社で足りていないポイントはどこなのか、どこを強化したいのかをしっかりと考えた上で支援会社を探していきましょう。

同じデジタルマーケティング領域なのだからどの会社でも同じようにできるだろうと考え、「今付き合いのある広告代理店に広告運用に加えてコンサルティングも頼んでしまおう」「知り合いのウェブサイト制作会社に制作に加えてコンサルティングも頼んでしまおう」などと安易に決定するのは避けましょう。

デジタルマーケティングに関するコンサルティング支援をする企業は、あなたの会社の大切なパートナーです。そのパートナー次第で、あなたの会社の売上も大きく左右されると言っても過言ではありません。色々な支援会社に話を聞き、その会社の得意・不得意を見極めながら、しっかりと時間をかけて最適な会社を見つけてください。きっと、ビジネスのさらなる発展に寄与できるはずです!

デジタルマーケティングを基礎から総合的に学ぶには

Google アナリティクスをはじめとしたGoogle系のツールは、その使い方を知ることも大切ですが、使うための戦略や設計が必要です。それは、ビジネスに成果をもたらすために必須の考え方です。

ウェブ解析士協会では、このようなデジタルマーケティングの基盤となる「ウェブ解析」を体系的に学べる環境と、知識・技術・技能に一定の評価基準を設け、あらゆるデータから事業の成果に貢献する人材を育成しています。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社ピージェーエージェント代表取締役。中央大学理工学部卒業後、NTTコミュニケーションズ株式会社に入社。IT・WEBを活用したデジタルマーケティングに関する法人企業向けコンサルティング業務に従事。顧客の購買プロセスに基づいたマーケティングシナリオ設計、メールマーケティングを基軸としたCRMコンサルティング等、法人企業の売上向上に寄与するコンサルタントとして活躍。その後、2016年、株式会社ピージェーエージェントを設立、代表取締役に就任。ブランド戦略の立案を強みとして、ブランディング・マーケティングに関するコンサルティング事業を展開している。

目次