コンテンツマーケティングを継続し続けるための6つのポイント

こんにちは。ブランディング・マーケティングに関するコンサルティング事業を展開している、株式会社ピージェーエージェント代表取締役の加藤です。

あなたの会社は、コンテンツマーケティングに取り組んでいますでしょうか?企業の売上向上に寄与する効果的なマーケティング手法であるコンテンツマーケティングですが、「継続するのが難しい」という声をよく耳にします。

今回は、そんなコンテンツマーケティングを継続し続けるための6つのポイントについて解説していきます。
魅力的な情報やコンテンツを発信し続けることで、見込顧客との信頼関係構築、ブランド認知度向上などを目指している企業様は、ぜひご一読ください。

目次

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、企業が魅力的な情報やコンテンツを制作し、自社ウェブサイトなどで公開をすることで、見込顧客との信頼関係を構築し、ブランド認知度を高めるマーケティング手法です。広告などの従来の手法とは異なり、製品やサービスの一方的なアピールではなく、見込顧客の困りごとや知りたいことに応える有益な情報を提供することで信頼関係を築き、LTVの最大化(https://www.waca.or.jp/knowledge/57556/)や、長期的な目線での顧客のロイヤルティ向上を目指します。

コンテンツの種類には、商品やサービスの説明・導入事例・お客様の声、商品カタログ、商品説明動画、お役立ち資料、コラム・ブログ記事、オンラインセミナー等、様々な種類があります。

コンテンツを継続的に作り続けることが難しい

そんなコンテンツを継続的に作り続けることは容易なことではありません。

コンテンツマーケティングに取り組みはじめた当初はアイデアと熱意が溢れるものの、時間とともに徐々に制作のペースが落ちてきてしまいがちです。また、数を量産するだけではなく、質もキープしながら、量と質のバランスを保ちつつ、閲覧者の興味を惹くようなコンテンツを作り続けることは大変なことです。

しかし、そのような困難にめげることなく、愚直にコンテンツを作り続けることが、コンテンツマーケティングで成功するための最も大切なことの一つです。

コンテンツを継続的に作り続けるためのポイント

コンテンツを継続的に作り続けるためにはいくつかのポイントがあります。これらのポイントを意識しながら戦略的に取り組むことで、持続可能なコンテンツマーケティングを実現できます。

今回は、弊社がクライアント企業様にお伝えをしている6つのポイントをお話しします。

1:社内体制と予算の確保

まずは、最適な社内体制と予算の確保が不可欠です。

社内マーケティング部門において、ライターやデザイナーなどのコンテンツ制作を担当するチームを組み、効率的に進めることが重要です。また、予算の確保は品質の高いコンテンツを制作するためには欠かせません。

最適な人員を割り当て、必要な予算を充てることは、コンテンツマーケティングの継続的な取り組みの基盤となります。

2:他部署の巻き込み

成功するコンテンツマーケティングには、他部署を巻き込むことも重要です。

社内マーケテング部門だけではなく、商品主管部門や営業部門など、自社の商品やサービス、顧客に関して深い知見を持っているチームと連携することで、コンテンツの質が向上します。各部署が持っている知見や顧客のニーズに基づいて、魅力的なコンテンツを制作できます。他部署間の協力を促進し、企業全体で一体感を醸成した上でコンテンツマーケティングに取り組みましょう。

3:内部と外部リソースの役割分担による効率的な作成

また、社内メンバーだけではなく、外注業者などの外部のリソースを効果的に活用することも大切です。

自社の商品やサービス、顧客に関しては社内メンバーの方が長けているはずですが、閲覧者に刺さるコンテンツの制作方法に関しては、プロである専門業者の方が知見があります。内部と外部のリソースの得意・不得意を理解し、最適に活用することで、よりコンテンツの魅力を向上させることが可能になります。

4:コンテンツカレンダーの作成

どのようなスケジュールでコンテンツを作るかといったようなコンテンツカレンダーを作ることも重要です。

年間コンテンツカレンダーなどを作成し、計画的にコンテンツの制作に取り組みましょう。国民の祝日や季節のイベントなどの外部要素、新製品や新機能のリリースなどの内部要素なども加味して、最適なタイミングでのコンテンツ提供ができるように計画を作りましょう。

やみくもにコンテンツ制作に取り組むのではなく、計画を立てて取り組むことが、継続のポイントです。

5:定期的なブレインストーミングとアイデアの収集

コンテンツ制作を続けて数年経つと、「ネタが尽きて、もう何も思いつかなくなる」ということが必ずと言っていいほど起きます。このようなことを避けるためにも、関係者で定期的なブレインストーミングを実施したり、競合他社のコンテンツを見て参考にするなどのアイデアの収集を行い続けましょう。

常に新たな視点やトレンドを捉え、閲覧者にとって魅力的なコンテンツアイデアを考え続ける努力が必要です。

6:アップしたコンテンツの反応の分析と改善

一度アップしたコンテンツをそのまま放置しておくのは良くありません。アップごの反応の分析と改善を意識することも大切です。

そのコンテンツのアクセス数などを定期的にモニタリングし、文章のリライトなどの改善を実施し続けます。また、アクセス解析データだけではなく、閲覧者からの生の声である意見やコメントなどのフィードバックの貴重な情報源となります。営業活動などで顧客と話をする際に、自社のコンテンツの印象などについてヒアリングをすることも有用です。

愚直な継続がコンテンツマーケティングの成功には欠かせない

コンテンツマーケティングは企業の売上向上に寄与する効果的なマーケティング手法ですが、その成功には愚直な継続が欠かせません。本日お伝えした6つのポイントを意識して、着実に推進をしていってみてください。きっと、あなたの会社のビジネスを推進する強力な武器になるはずです!

デジタルマーケティングを基礎から総合的に学ぶには

Google アナリティクスをはじめとしたGoogle系のツールは、その使い方を知ることも大切ですが、使うための戦略や設計が必要です。それは、ビジネスに成果をもたらすために必須の考え方です。

ウェブ解析士協会では、このようなデジタルマーケティングの基盤となる「ウェブ解析」を体系的に学べる環境と、知識・技術・技能に一定の評価基準を設け、あらゆるデータから事業の成果に貢献する人材を育成しています。

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この記事を書いた人

株式会社ピージェーエージェント代表取締役。中央大学理工学部卒業後、NTTコミュニケーションズ株式会社に入社。IT・WEBを活用したデジタルマーケティングに関する法人企業向けコンサルティング業務に従事。顧客の購買プロセスに基づいたマーケティングシナリオ設計、メールマーケティングを基軸としたCRMコンサルティング等、法人企業の売上向上に寄与するコンサルタントとして活躍。その後、2016年、株式会社ピージェーエージェントを設立、代表取締役に就任。ブランド戦略の立案を強みとして、ブランディング・マーケティングに関するコンサルティング事業を展開している。

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