上級ウェブ解析士の永島です。
今回は、蔵宿いろは様で行ったfacebook施策についてお話します。
皆さん、facebookを活用されていますか?
蔵宿いろは様にも、facebook頁があります。
日本語版と、英語版!
蔵宿いろはの社長さんは、毎日のように、自ら日本語・英語の両方のblogを更新されているので、blogの記事がfacebookに流れるようにしています。
日本語版の方は、facebook頁を制作して、もうじき3年になりますが、5月10日時点での「いいネ!」の数は、8,426です。
決して多くはないのですが… それでも、地方の旅館としては頑張っている数値だとは思います。
facebookの活用について、今回お話するのは英語版です。
英語版のスタートは、2013年1月ですが、すでに「いいネ!」の数は1万を超えています。(5月10日時点で11,246)4月半ばに、2年以上運用している日本語版を追い越しました。
どんなことをして?って思いますよね。
実は、英語版のfacebook頁は、「visit miyajima」と登録しています。
もちろん、名前だけで短期間に1万いいネが集まったわけではありませんが、名前って、ものすごく大切です。
visit miyajimaは、visit japanという有名なサイト(海外の人向けの日本の観光関係を紹介するfacebook頁です)をヒントに、登録しました。
一企業ですから、どう?という話にもなりましたが、ドメインと一緒でvisit miyajimaという名前が空いてなければ登録できないわけですから、登録できたのはラッキーだったと言えると思います。
visit miyajimaは、海外の人に向けて、ひたすら、ひたすら宮島の紹介をしています。
記事の終わりに、宿の英語サイトのURLを1行入れてはいますが、全くと言っていいほど、宿の宣伝記事はありません。
本来なら、観光協会で出すべきでしょ?というような情報を、一旅館の社長さんが、毎日宮島の「今」を写真を撮り、アップしています。
これには、本当に頭が下がります。
facebookの活用には、コンテンツの充実がとても大切だと思いますが、いいネを増やすにはどーしたらいいかな?って事で行ったのは、facebook広告です。(あまり期待をしていたわけではなく、とりあえず出してみる?のノリでした。)
英語版なので、海外にだけ出稿です。
日本では、facebook広告を出しても、海外に出すような効果はありませんが、海外に向けて出稿した広告は、一日の広告費1000円で、毎日のように100くらいずつ「いいネ!」が増えています。(今も増え続けてます!)
これは、本当に驚きでした。
まぁ、それだけ世界は広いということですよネ。
visit miyajimaは、3000いいネを超える頃から、コメントがつくようになり、大鳥居や鹿の紹介をすると、いいネの数も増える傾向にあります。
ヘビーユーザーの中には、友達が日本に行く時は、必ず宮島の宿に泊まりに行くように言うよ!とコメントを残してくれた方もいました。
facebook、凄いです!
効果としては、facebookから、サイトに流入される方は、英語サイト全体の20%強です
そして外国人の予約は、昨年に比べると倍以上に増えました。
facebookもやらなきゃ…という話はよく聞きますが、効果ってどうなの?と聞かれると、私は、蔵宿いろは様の事例を紹介します。
facebookも活用の仕方で、大きな効果が出ますから!