「訪問企業分析をもっと詳細にしたい」という悩みを一気解決!
BtoB企業のWeb担当者には一度目を通してみていただきたい1冊です。
こんにちは。島根のウェブ解析士マスターの椋(むく)と申します。
読書が苦手で滅多に本を手に取ることの無い私ですが、今回驚くほどスラスラと読み終えてしまいました、こちらの本について感想を書かせていただきます。
■設定から分析までとても丁寧な解説
BtoBサイトならではの訪問企業分析を「Google アナリティクス」と「どこどこJP」の連携でおこなうと「Google アナリティクス」単体でおこなうより詳細な分析ができますよ。ということを実例を元に紹介されています。
これが、設定方法から課題別にデータ確認の「手順」までを解説してくれます。
マニュアル的な要素あり、「なるほど」という気づきありの内容です。
■Google アナリティクス初心者でも安心
「Google アナリティクス」のアカウント登録からという設定のしょっぱなからの解説から始まっているところは「BtoB企業のアクセス解析初心者」にはありがたいものだと思います。
記載手順に沿って作業を行えば問題なく設計→分析ができ、社内でのデータ活用法までわかります。
具体的過ぎて、目の前で解説されているような気にさえなります。
■実際にデータ確認できる!?
著書特典サイトから、「どこどこJP」のサンプルコード、カスタムレポートをDLし実際に「Google アナリティクス」と連携してデータ確認できる点は、かなりワクワクします。
「どこどこJP」によって、「Google アナリティクス」では厳しかった訪問企業分析の詳細なところまで知ることができる、まさに「かゆい所に手が届く」連携が体感できます。
実際にBtoBマーケティング担当者は是非これを触ってみていただきたい!
■営業さんとの絡み方の参考に
BtoBならではの、『ターゲット企業は気になる商品を即決せず何度も検討してから問合せを行う。』という独特な動向をどう分析するか?という点の方法を、手順に沿って解説されているだけでなく、BtoBマーケティング担当者がこれまで悶々としていたであろう、データの実務への活用方法も実務に取り入れやすい例として紹介されてあります。
紹介例の1つ、ターゲット企業がどのページを見てる?何回来てる?等をポイント制にして判定をしていくという方法は実務に取り入れやすいものだと思います。
読者には、著書にある様々な「営業リスト」を作成して社内共有まで体験してみていただきたいです。
■マンツーマンでのレクチャーを受けている感覚
とにかく初めから終わりまでわかりやすい言葉で書かれてあり、手順が画像とともに細かに説明されてあるこの一冊。
マンツーマンでPCを触りながらレクチャーを受けている錯覚をするくらい丁寧なものです。
BtoB企業のWeb担当になったばかりでGoogle アナリティクス初心者にもすぐ実用できるオススメ本です。
読まれる際は、是非付箋とマーカーをお忘れなく。
ウェブ解析士マスター 椋 由紀