ウェブ解析士の2019年カリキュラムは、毎月委員会を行い、作成を進めています。
今回は3月28日に行われた委員会などの報告をいたします。
2月会議で合意したタスクを進め、検証を行ないました。
またマスターにご依頼する中で挙がってきた課題提起について、議論しました。
進行状況
- 書籍
1〜3月 : 割り当て、依頼 → 今ここ(半月程度遅れ気味)
4〜8月 : 執筆
9月 : 校閲
10月 : 校正
11月 : 印刷 - 印刷作業
8月〜 - 講座資料
9月〜
目次精査
カリキュラムに対する課題提起
何名かのマスターからカリキュラムのあり方、特にウェブマーケティング関連の「専門用語」について
- 不要である
- もっとしっかり(受講生に)教えるような内容にしてほしい
という、一見真反対ではありますが、ご意見を頂きました。
立場やクライアントによって都度必要感は変わってくるものかと考えられますが、カリキュラムとしては、用語説明について、必要な要素をしっかり伝えられておらず、テキストについても枝葉ばかりが目立ってしまっているという問題意識に至っています。
足元の改善として
- そもそもいらない用語の削除
- 用語説明の簡素化
を実施します。
また大きな対策としては、
- 別冊用語集を作成する
- テキスト上での用語解説/本文の切り分け明確化(表現での解決)
- オンライン用語集+資料として別紙を講座実施時に事前提供
- 索引充実
などが挙がりました。
意見提起をくださったマスターの方々、ありがとうございます。委員会ではいただく貴重なご意見を次年度カリキュラムの改善に活かして参ります。
目次の精査と割り当て
先月に決めたタスクとして、新目次において新たに原稿を依頼すべき箇所を特定するため、新目次の精査をマスターに依頼しました。この課題は当初より遅れており、ご協力いただけるウェブ解析士の方を募集しております。
委員会への参加はMUSTではなく、関わり方は遠隔でも構いませんので、新テキスト・カリキュラムにご興味のある解析士の方は事務局までご連絡ください。
現在のテキストから新目次に引き継ぐものの、大幅にリライトを行なう箇所は以下を想定しています。
- 視聴率(インデックス)
- リードジェネレーション
- マルチチャネル・マルチデバイス
- 基本指標の説明(指標)
- SEO
- ソーシャルメディア
- 「コンテンツ解析」全般
- グラフ関係
その他協議
委員間の連絡/プロジェクト管理ツールの選定(引き続き探しています)。
試験問題集の作成
先に、委員会から個別でお声がけさせていただき、ご快諾いただいたマスターの皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
毎年マスター小杉さんのご協力により発行していた公式試験対策問題集について、2018年版はさらにマスター各位の知恵を集めて作成する運びとなりました。
実際は先月の委員会後に作成が決定され、この委員会の前までに大方の試験問題を用意することができました。現在(4/4時点)は鋭意編集中で、4月中旬にkindleにて発行予定です。
新規原稿執筆の依頼に関して
現テキストになく新目次に必要な項目に対しては新規原稿の執筆を各専門家のウェブ解析士の方に順次依頼を行なっていきます。今年は連絡にSlackを用いる予定です。
事務局または委員会からご依頼をさせていただき、ご協力いただける方には順次Slackへの招待を行わせて頂きます。
2019年版ウェブ解析士カリキュラム研究会の募集
ウェブ解析士カリキュラム研究会では、一緒に新しいカリキュラムを検討していただける分科会メンバーを募集しています。上述のとおり2019年は大きな変更を加える予定であり、有識者のご参加をお待ちしております。ウェブ解析を広めることに使命を感じている方、今までの内容に物足りなさを感じている方はぜひ研究会に参加してウェブ解析士講座を作っていきましょう。
ウェブ解析士専用ページに委員会活動のお知らせがありますので、ぜひご参加ください。
一緒により良いカリキュラムを作っていきましょう!!