こんにちは。ウェブ解析士マスターカリキュラム分科会です。
今年1年間議論を続けてきた2020年度のウェブ解析士マスター講座の内容が形になってきました。今回の投稿では、11/20(水)に行われたウェブ解析士マスターカリキュラム分科会で議論された内容について、ご報告いたします。ご参加いただき貴重なご意見をいただいた皆様には御礼申し上げます。
改めて、ウェブ解析士マスターとは、ウェブ解析コミュニティにおけるロールモデルとして活動できる資格です。そして、講師として活躍したい方、社内や業界でウェブ解析を広める役割を担いたい方、ウェブ解析のコンサルタントスキルを更に高めたい方のニーズを応えるためのカリキュラムを設計しており、さらに、今の社会の流れや動向も踏まえて、時代に必要とされる内容にしています。
目次
1. 第46期ウェブ解析士マスター講座進捗確認、課題抽出
現在、9名が受講中で、DAY1からDAY3までが終了し、DAY4は北海道で実施します。みなさんたくさんの課題を乗り越えて、プロフェッショナルなレポーティング力を身につけ、有料講座を開催し自ら登壇する力や、みなさんの強みを活かした独自講座の開発を行っています。
さて、今期のウェブ解析士マスター講座で挙げられた課題として
- オンライン受講のため、音声をもっとクリアにする必要がある
- 学びのガイドラインをもう少し丁寧にする必要がある
- バックヤードの運営の整備が必要
などなど、受講の環境の整備と受講生の学びの機会を損なわない程度のガイドが必要だと考えました。引き続き改善できることから着手していきます。
2. マクロ解析レポート講座、ミクロ解析レポート講座開催議案
ウェブ解析士マスター講座の試験であるマクロ解析レポートとミクロ解析レポートを2020年からそれぞれ別の講座としても開催することになりました。
※ウェブ解析士マスター講座でも試験を中心に行います。
マクロ解析レポート講座では、クライアントや自社にとってのKGIを導くために、仮説検証、問題発見、対策立案を行い、事業の成果に結びつけるための提案書の作成方法を学びます。
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マクロ解析レポート講座詳細はこちら
ミクロ解析レポート講座では、ユーザーの行動を把握し、ユーザーにいかにハッピーになってもらうかを考え、結果的に事業の成果に結びつく提案書の作成を学びます。
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ミクロ解析レポート講座詳細はこちら
どちらの講座も、現在のウェブ解析士マスターの提案書を見ることができたり、受講者同士のワークショップでプロフェッショナルなレポート作成の糸口を見つけたりと、スキルアップが期待できる内容です。
3. 第47期ウェブ解析士マスター講座カリキュラム議案
ウェブ解析士マスターは、ウェブ解析士ロールモデルとして位置づけされますが、具体的には、「充分な課題解決施策立案ができ、魅力的な指導ができ、魅力的な講座の開発と運営ができる、人材であること」と定義づけました。
そのために必要なスキルを以下3つに集約しました。
課題解決施策立案とは、より市場の機会を発見し、他社が真似できず、自社の強みを生かしした「確からしい施策を立案する」というプロフェッショナルなレポーティング力とも言えます。
教えるスキルとは、ウェブサービスの発注側である事業会社や、受注側である広告代理店、製作会社、コンサル業と行った、多様な方々に対して、ウェブ解析士を通したウェブマーケティングを教えることができるスキルです。
講座開発運営とは、ウェブマーケティングに関わる各分野においてスペシャルなスキルや経験をもとに、オリジナル講座を開発します。ターゲット、ニーズを特定し、それに基づいた講座の設計を行い、スライドを作成します。
他にも、資格を取得したあとも活躍する人材となれるよう、多様な演習を用意しています。
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第47期ウェブ解析士マスター講座はこちらから
他、来年に向けての計画や最近のウェブ業界事情など内容盛りだくさんでした。ご興味がある方はぜひご参加ください
12/18(水)のウェブ解析士マスターカリキュラム分科会参加の
お申し込みはこちらから
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【研究会】12/18ウェブ解析士マスター2020カリキュラム分科会(WAM研究会) – ウェブ解析士協会 | Doorkeeper