皆さんこんにちは、上級ウェブ解析士カリキュラム委員会（SWAC研究会）です。
4月17日（水）に開催した2024年第4回のSWAC研究会の内容をご報告いたします。
今回の研究会では、
- 「上級ウェブ解析士講座の運用」について
- 「2024年の上級ウェブ解析士講座」について
- 「2025年度の上級ウェブ解析士講座」について
- 「今年度のSWAC研究会活動」について
話し合いを行いましたので、その内容をご報告いたします。
貴重なご意見をいただいた皆様、ご参加いただいた12名には深く御礼申し上げます。
SWAC研究会では、上級ウェブ解析士のカリキュラムを改訂していく研究会です。
また、当研究会ではカリキュラム作成だけでなく、ウェブ解析士メンバーの疑問や経験をシェアする時間を設けています。
解析ツールのアップデート情報や解析活用方法をシェアしたり、メンバー自身が抱える課題を相談しあい、各専門のメンバーや会社へつないだりすることもあります。
今回の研究会では、協会の委員会組織変更後、カリキュラム部・カリキュラム委員会の委員長に就任された宮本様にもご参加頂き、新しい視点でのご意見を頂きました。
また今年度4月17日より研究会の開催時間が変更になりました。
研究会に参加したいメンバーからのご意見を取り入れ、
14:00〜16:00 2時間 → 18:00〜19:00 1時間
での開催に変更になりました。曜日は同じく第3水曜日の開催です。
この機会に上級ウェブ解析士のカリキュラム作成に関わってみたい方、SWAC研究会にご興味を持ちましたら、ぜひ一度オンライン会議で体験参加ください。
ご連絡方法は、本文の最後に記載しております。
「上級ウェブ解析士講座の運用」について
研究会では、2024年度の上級ウェブ解析士受講者数と前年度の比較について報告しています。3月は2月に引き続き去年を越える数値で推移しており、受講者数は順調です。
4半期で比較すると前年度より5%減少となりますが、昨年度は1月の受講生が例年より大きく増加した影響を受けているためです。
上級ウェブ解析士講座の合格率については、事務局へ確認中です。
わかり次第皆様に共有いたします。
今年度から受講者数の計測はzohoのデータで確認しております。
注意点としては、zohoのデータは昨年度のデータと違う係数であること、また最新の受講者数への反映時期が現在不明瞭なことです。
この問題を踏まえつつ、今後も受講生推移を確認していきます。
「2024年の上級ウェブ解析士講座」について
上級ウェブ解析士カリキュラムは「実務で実践できる」カリキュラム（課題・テスト・レポート）をスローガンにしています。
実際にウェブ解析士として従事しているメンバーの業務の実例などを多く掲載し、実務に近い形で手を動かし学んでいくカリキュラムとなっています。
またカリキュラムは「オンデマンド」「オンライン」の2種類の講座を開講しています。
受講生のニーズにお答えし、学びやすい環境も整えております。
今回の委員会では現カリキュラムの
・Moodleの修正
・2024年上級テキスト（電子出版）のマイページ掲載
・カスタマーアナリティクスのカリキュラム展開
について報告がありました。
Moodleの修正では、前回の委員会で議題に上がった講師、受講生のメール通知機能を更新しました。
2024年上級テキスト（電子出版）のマイページ掲載は、上級・マスター会員のマイページに掲載が完了し、資格取得者は、クーポンコードを入力で無料ダウンロードが可能となっています。
カスタマーアナリティクスのカリキュラム展開は、3月26日のGTM講座の内容を「4-5 カスタマーアナリティクスの基本理解」として4章カリキュラムに追加を予定しています。
現行の「4-4ペルソナやカスタマージャーニーマップ作成の精度を高めるミクロ解析」の後に「4-5カスタマーアナリティクスの基本理解」を追加し、4-6の専門家コラムに繋げる流れです。主な内容は、GTMの基本的な概念を追加と、カリキュラムで細かすぎたところを精査したものになっています。具体的な対応が決まりましたら皆様にお知らせいたします。
その他、受講生からご指摘頂いた点は随時カリキュラムに反映しております。
引き続き、受講生の皆様にとって学びやすいカリキュラム目指して日々ブラッシュアップしてまいります。
上級ウェブ解析士認定講座のカリキュラムについては、皆さまからのご要望をいつでもお受けできるようにGoogleフォームをご用意しています。何かお気づきの点がありましたらお聞かせください。
「2025年の上級ウェブ解析士講座」について
〇上級ウェブ解析士講座カリキュラムの意義
・ウェブ解析を用いて事業にインパクトを与える
クライアントと並走しコンサルタントが継続的にできる人材の育成
・上級カリキュラムは手を動かす講座である
・上級ウェブ解析士の価値はカスタマーアナリティクスにある
上記を根底に来年度のカリキュラムは、
・2024年度のカリキュラムを活かしつつ必要なところは改善する
・有識者を呼んでカリキュラムを改善する仕組みをつくる
ことを目標にしております。
今回の研究会では
・上級ウェブ解析士の改善点についてマスター講師目線でご提案頂く
・実践ウェブサイト改善講座
こちらについて石本様、石井様に新しいカリキュラム項目についてご意見・お知恵を頂き新しいカリキュラムに組み込みたいと考えております。
カリキュラムの詳細が決まりましたら次回皆様にご報告いたします。
上級ウェブ解析士講座は、常に前年度を「超えるカリキュラム」を作ることを目指します。
必要なものは残し、良くできるものは改善を繰り返すことで、新しいカリキュラムづくりに挑戦してまいります。
「今年度のSWAC研究会活動」について
前回ご報告いたしました
- GTMの改善
- 上級講座カリキュラム書籍・出版
- 3月にウェブ解析士に向けてセミナーを開催する
について、皆様のお力のもと無事に行うことができました。
次回はこちらの講座を開催します。
【上級カリキュラム委員会主催】改善プロセスを体系的に学ぶ！実践ウェブサイト改善講座
https://web-mining.doorkeeper.jp/events/172329
2024-05-29（水）17:00 – 18:30
（１）ウェブサイトでの「狙い」とは何か？
（２）どんなユーザーを分析すべきか？
株式会社ミルズ主任研究員 石井研二氏をお招きし、上級ウェブ解析士講座第6章「ウェブサイトの改善」の考え方や具体的な手法を学びます。
その他にも様々な切り口でカリキュラムを作成頂けるよう、各企業の方に相談を行っております。
SWAC研究会では、カリキュラム作成だけではなく、カリキュラム作成後の先の活動にも目を向けてカリキュラムづくりに取り組んでおります。
今年度版のブラッシュアップや来年度版のカリキュラムをどうぞお楽しみに！
2024年度 SWAC研究会 新メンバー募集中
SWAC研究会では「2025年度版のカリキュラム」のさらなる進化を目指して活動しております。新しいカリキュラム作成には、多くの皆さんの知恵やご意見が必要です。
SWAC研究会のメンバーとなって、一緒にカリキュラム作成やマーケティング施策を行いませんか。
新メンバーのお申込み、見学をお待ちしています！
上級ウェブ解析士カリキュラム委員会（SWAC研究会）の活動内容をご紹介します。
SWAC研究会の目的
- 上級ウェブ解析士資格の価値向上
- 上級ウェブ解析士のスキル向上
- 上級ウェブ解析士講座の内容向上
SWAC研究会の内容
・2025年上級ウェブ解析士カリキュラムの作成（テキスト・講座・試験問題）
・「コンサルティングができる」「施策提案ができる」「運用できる」上級ウェブ解析士を
育成するカリキュラムの実現を目指す
・ウェブ解析士協会のサイトの解析、マーケティング施策の立案
こんな方にオススメ！
- 上級ウェブ解析士認定講座を開講したい、活躍したいウェブ解析士マスター
- 「コンサルティング」「施策提案」「運用」のご経験を啓発して頂けるウェブ解析士マスター
- 上級ウェブ解析士として、専門的知識をつけたい方
- 手を動かして「コンサルティングができる」「施策提案ができる」「運用できる」解析士を目指している方
- 上級ウェブ解析士認定講座カリキュラムを一緒に改定したい、協会サイトの解析をしながら、解析能力や提案力を身につけたい、ウェブ解析士以上の方
参加資格はウェブ解析士以上になります。
興味関心がある方、まずはオンライン会議にて見学してみませんか。
今後の研究会スケジュールは以下となります。
今後の研究会スケジュール
（※スケジュールは若干の変更が入る場合がございます。）
- 1/24（水）15:00〜17:00
- 2/21（水）14:00〜16:00
- 3/19（火）14:00〜16:00
- 4/17（水）18:00〜19:00
- 5/15（水）18:00〜19:00 ← 次回ココ
- 6/19（水）18:00〜19:00
- 7/17（水）18:00〜19:00
- 8/21（水）18:00〜19:00
- 9/18（水）18:00〜19:00
- 10/16（水）18:00〜19:00
- 11/20（水）18:00〜19:00
- 12/18（水）18:00〜19:00
次回は、5月15日（水）の18時〜19時です。
参加ご希望の方は、ウェブ解析士協会事務局までご一報くださいませ。
お問い合わせフォーム
https://www.waca.or.jp/contact/
ウェブ解析士協会事務局会議室
東京都新宿区西新宿8-14-19 西新宿STビル6F
