ウェブ解析士マスター認定試験の内容と合格基準を教えてください。

必要な技能を基準点以上身につけているかどうか、複数のウェブ解析士マスターによる採点がなされます。

3日目と4日目にウェブ解析士協会を題材とするウェブ解析レポートを2種類(マクロレポート・ミクロレポート)作成する試験と、5日目にウェブ解析士講座を実際にロールプレイする実技試験の3種類があります。

1. マクロレポート試験

ウェブ解析士協会のデータを見て、事業の成果に繋げるためのレポートを作成します。レポート枚数は無制限、目標を2つ選びます(受講生を増やす、資格維持を伸ばす等)。仮説を立てて、データに基づいた分析がきちんとできているか、その問題への対策は具体的で説得力があるかが問われます。

2. ミクロレポート試験

ユーザー1人に着目し、そのユーザーの経路を観察することで、そのユーザーの背景にある環境や情報などを考察します。そして、どのような施策をすると、そのユーザーに満足してもらえるかを提案します。マクロと違い、売上や収支は目的とはならない点にご注意ください。

3. 実技試験

ウェブ解析士協会認定の公式講座の講師能力を確かめるロールプレイ試験です。下記の試験範囲の中で3回のロールプレイがあり、合計点数で評価が決まります。

  • 上級ウェブ解析士
    上級ウェブ解析士認定講座全般(2日間)の範囲から、1問出題されます。
  • ウェブ解析士
    ウェブ解析士認定講座で問い合わせの多い用語について、ホワイトボードを使って説明します。
  • Google アナリティクス講座
    Google アナリティクス講座でよく聞かれる質問から1問出題されます。ホワイトボードやアクセス解析ツールの画面などを見せながら説明します。
  • 上級 Google アナリティクス講座
    上級 Google アナリティクス講座でよく聞かれる質問から1問出題されます。ホワイトボードやアクセス解析ツールの画面などを見せながら説明します。

上記の3種類の試験をすべて合格したとき、ウェブ解析士マスターとして認定されます。

なお、マクロレポートとミクロレポートは講座期間中に3回(レポートの再提出が2回)ができます。(実技試験は1回のみです。) 期間中に合格しなかった場合、次の期で再試験をすることができます。受験費用は以下の通りです。

  • マクロレポート作成試験(22,000円・税込)
  • ミクロレポート作成試験(22,000円・税込)
  • 講義実技試験(22,000円・税込)

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