デジタルマーケティングの「実践者」
上級ウェブ解析士は、ウェブ解析やデジタルマーケティングの応用知識を習得し、データを正確に把握して、企業の経営課題にまで踏み込んだKPIの設計から、デジタルマーケティング施策の立案と運用管理ができる「実務家」です。
上級ウェブ解析士認定講座では、知識と技術を身につけると同時に、実践経験も得られるカリキュラムで、「知っている」だけでなく、「アウトプットする」実践力を身につけることができます。
ウェブ解析だけではなく、事業の課題を解決する取り組みを行いたい方、デジタルマーケティング分野でキャリアップやスキルアップを狙いたい方におすすめのカリキュラムです。
上級ウェブ解析士とは
ウェブ解析士との違い
用語理解や知識習得がメインのウェブ解析士とは異なり、上級ウェブ解析士は、講座と課題演習を通して、デジタルマーケテイングの戦略・戦術立案の方法と解析方法、解析データを元にしたレポート・提案書の作成を習得し、即戦力となる実践者をめざします。
こんな方におすすめ
- ウェブ解析士講座・試験で学んだ知識を活用して、さらに高みを目指したい
- デジタルマーケティングの戦略立案から解析、提案方法まで具体的に学びたい
- 自社やクライアントのデジタルマーケティングに、責任者として貢献したい
- デジタルマーケティングのプロとして転職やキャリアップに役立つスキル・資格を得たい
こんな方は、以下の講座がおすすめです
- Googleアナリティクスの使い方を学びたい → Googleアナリティクス4講座
- SNSの活用方法について学びたい → SNSマネージャー養成講座
- 広告の活用方法を学びたい→ウェブ広告マネージャー講座
実戦経験の必要性
「知っている」から「できる」へ
業務で重要なのは、実務ができるかどうかです。まず「やってみる」ことが重要で、実践を通して経験を積むことで、「できる」ことが増えていきます。
経験豊富なコンサルタントは経験を通して成功体験や失敗体験を経て、さらに成長をしている。成長過程の中で新しいスキルを習得しています。
上級ウェブ解析士認定講座は、知識、技術を習得しながら、同時に実践経験を得ることができるカリキュラムです。
デジタルマーケティングについて「知っている」から、「やってみる」を通して、できる自分になりませんか?
上級ウェブ解析士ができること
顧客のビジネス課題を抽出し、課題解決に至る戦略・施策を立案し、実行管理できる能力。
講座の中で得た知識や技術を使って、企業の目標達成のための提案、施策実施の遂行ができます。
上級ウェブ解析士講座について
- 第1部演習で事業分析・経営戦略の策定
- 第2部演習でマーケティング戦術書を作成
- 修了レポートで提案書に落とし込む
学習内容
- 事業分析とペルソナ・カスタマージャーニーマップの作成方法(クライアントや自社の事業理解とカスタマー理解)
- KPI(重要業績評価指標)の設定とウェブマーケティング計画の設計・立案(事業目的に対して適切な計画)
- アクセス解析(GA4)からの課題発見方法、仮説立案、事業成果に繋げる改善施策立案
- 上長やクライアントに提出できるレベルのレポート・提案書の作成方法
学習目標 | 講座や各課題で取り上げる理論・手法を十分に理解・習得し、クライアントや自社の事業に貢献できるデジタルマーケティングの「実践者」になること。 |
受講資格 | ウェブ解析士資格保有者であること。 |
受講費用 | 88,000円(受験料含む・税込) |
実務経験 | Googleアナリティクス4(GA4)のデイメンションと指標を理解していること GA4の「探索」を使えること Googleタグマネージャー(GTM)の基本的な知識があること |
講座形態
内容・特徴 | 共通点 | |
---|---|---|
オンライン講座 | 講師が設定した学習スケジュールで実施します。 全受講生が同じタイムラインで進むので仲間との交流も生まれやすく、 ライブ授業では同期の受講生のレポートレビューも聞けるため学習が深まります。 |
全てオンラインで完結します。 Day1、2の2回のライブ授業への参加が必須です。 修了レポートの提出締切は基本的に講師が設定しますが、受講開始から4か月以内に提出しないと不合格となります。 |
オンデマンド講座 | 受講生のスケジュールに合わせて学習が可能です。オンラインコースの固定スケジュールが合わない方や忙しい方に特にお勧めです。 |
資格取得の流れ
受講開始から合格まで、概ね2.5ヵ月~3ヵ月です。
開催スケジュール をご覧いただき、ご都合の良い講座にお申込みください。
協会カリキュラムは1月〜12月の年度で変更されており、テキスト・講座内容・試験などは1月で一新されます。資格取得を想定している場合、同じ年の10月までにご検討いただくことをオススメしています。
第1章から4章では主に戦略立案の方法を学びます。
第1章.マーケティングと企業理解
第2章.マーケティング戦略立案の方法
第3章. マーケティングデータと目標設定
第4章.コミュニケーション戦略とカスタマージャーニーマップ
第1部演習課題は、以下の8つの課題で構成されています。
- 5フォース分析による外部環境分析
- ウェブ解析士協会の事業内容分析
- 直接競合の事業内容分析
- セグメンテーションとターゲティング
- ペルソナによる顧客像の設定
- 3C分析によるポジショニング
- カスタマージャーニーマップの作成
- KSF・KPI・施策のロジックツリー作成
第5章から10章では主に戦術立案の方法を学びます。
第5章.Webサイトの解析
第6章.Webサイトの改善
第7章. インプレッション施策
第8章.エンゲージメント施策
第9章.リテンション施策
第10章.レポートの作成
第1部演習課題は、以下の5つの課題で構成されています。
- KPI設定シート
- Googleタグマネージャー解析設計指示書
- ウェブマーケティング計画書
- ウェブサイト改善提案
- ウェブマーケティング提案
演習課題のフィードバックと各章の重要ポイントの解説
要件に従って、全17ページ以上のセット形式で提出。
- エグゼクティブサマリー
- 事業課題の事業分析
- 3か月全体レポート
- 第2部演習課題のKPI設定シート
- カスタマー別月間推移
- 第1部演習課題のロジックツリー
- ウェブサイト改善提案①
- アクセス解析①
- ウェブサイト改善提案②
- ウェブマーケティング提案
- アクセス解析②
修了レポートのフィードバックと合格発表を行います。
合格の条件
- 講座各章のテキスト閲覧を完了し、各章の小テストに全問正解していること
- 2回のライブ授業に参加していること
- 第1部、2部の演習課題と修了レポートを期限までに提出し、合格点140点以上を取得すること(各点数配分は下記参照)
満点 | 不合格ライン | |
---|---|---|
第1部演習 | 50点 | 35点未満 |
第2部演習 | 50点 | 35点未満 |
修了レポート | 100点 | 70点未満 |
不合格になった場合
不合格の方は、不合格の課題・レポート・試験の再試験を受けることができます。
- 第1部演習・第2部演習 : 11,000円(税込)
- 修了レポート : 11,000円(税込)
講座単位未取得の際は、再受講していただくことになります。
また、実際に再受験する場合には、前回受験した講座の主催者(講師)にご相談ください。
注意事項
- 受講前にNDAを提出していただきます。
- 不合格の際の返金はできかねます。
- 各課題に関する資料および講座資料の著作権は一般社団法人ウェブ解析士協会に帰属します。
- 第1部演習・第2部演習・修了レポート
資格取得に関する難易度アンケート
上級ウェブ解析士はオンライン学習と課題提出の両方が必要です。
多くの受講生が「やや難しい」と回答しています。合格までに約2.5~3ヵ月の時間がかかりますので、受講前にスケジュール調整を行いましょう。
学習時間は40時間~60時間
受講生へのメッセージ(動画あり)
上級ウェブ解析士認定講座は単に講座を受講するだけではなく、自分で「手を動かして」各課題や修了レポートに取り組んでいただきます。各課題や修了レポートの作成には、それなりの時間がかかります。ご自分の業務もあるとは思いますが、合格できる課題・レポートを作るために十分な時間を作ってください。
また、講座内では、受講生同士・講師とのディスカッションもあります。学びや受講生メンバーに真摯に向き合っていきましょう。
上級ウェブ解析士の資格維持について
上級ウェブ解析士は、ITコーディネータ資格取得の際に試験の一部が免除されます
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会(以下、ITコーディネータ協会)が運営するITコーディネータ資格の「専門スキル特別認定資格」となっています。
専門スキル特別認定制度は「マーケットに近い立場におられるITC関連他資格者の、ITCとしての前提となる専門分野の知識および経験を専門スキルとして認定し、ITC試験の一部免除の特典を受けることができる」制度です。
43番目の専門スキル特別認定として、上級ウェブ解析士かつ正会員が認定されました。
※ITコーディネータ資格「専門スキル特別認定資格」についてはこちら
よくあるご質問
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